SyntaxHighlighter

2015-02-01

量子コンピュータの話を聞いて来た

3331熱中教室というイベントをたまたまネットとtwitterで見つけて、面白そうだったので。
(時間的にもお値段的にも)全部は取れないので、日経サイエンスを買っている身としては、編集者さんの御尊顔を拝んでみようと、2日目2限目の古田彩さんによる量子コンピュータの話を聞きに行きました。
普段だったらまず聞くこともない分野の話だけに、興味深かったです。

中身は、量子コンピュータとは何ぞや的な話に始まり、

  • (素因数分解など)ごく一部の計算が超高速にでき、原子の挙動を正確にシミュレートできる、らしい

量子力学の解釈の問題になって、

  • 波束の収縮派とか多世界解釈派
    • 多世界解釈派は量子力学に限界を求めない、原理主義的なところがあるだとか
    • 長年炎上する話題なので、あえて触れないこともあるだとか……
最後は、量子コンピュータに至る歴史的な考え方の変遷

  • 量子論の背後に情報の原理があるんじゃないか? だとか
  • 逆に、情報は物理であり、計算操作は物理学、だとか
  • で、量子コンピュータは計算と物理学を結びつける意味が大きい、なんて
的な話だったと(内容に自信はありません……)。

お話はメモを取る暇もないほどの怒濤の展開で、内容も難しく、特に終盤ほとんど付いて行けませんでしたが……。
それでも、楽しく解説していただいて、面白かったです。

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