書いてある事は(開発、非開発問わず)Kinectを使ったことのある人なら大体受け入れられるような気がします。英語だけだと何言っているか分からなくても、絵が豊富なので何となく分かります。具体的な解決法や決まり事が事細かに書いてあるわけではなくて、あくまで作り方の指針が述べられている感じです。
構成として、
- 原則
- NUIデザイン全般に言える考え方
- 個々の具体的なインターフェイスに対する指針
- その他話題(音声とジェスチャーの組み合わせとか、複数人の扱いとか)
ぱらぱら見ていて気になった事をメモっておくと(ドキュメントに書いてある事はもっと多いです。あくまで自分が気になった事です)
- インタラクションはシンプルに、簡単に学べるものにすべき。常にユーザに今何が起こっているかフィードバックを返す。
- ユーザテスト重要
- 設計→テスト→評価→再設計→。。。の繰り返しが必要
- KinectゲームUIとKincetアプリケーションUIは同じではない
- 異なる入力装置のためにデザインされたUI(キーボードとか)を直接適用してはだめ
- 他の入力装置と違って、ユーザの意図を計るのが難しい
- その動作は入力を意図した動作なのか??
- ユーザの意図した事が行われているかフィードバックをする
- 一言で動作と言っても人によってその動作は異なる
- ジェスチャーと音声を組み合わせると、複雑な動作が削減出来る
- 例:写真を送るタスク マウス等の場合、写真選択→送信コマンド選択。vs. ジェスチャーで写真選択するとともに音声で送信コマンド選択(こっちの方が動きは少ない)。
- 人が複数いる場合
- 誰か一人だけの動作を受け付ける
- 複数の人の動作を受け付ける。音声、ジェスチャーを正しく結びつけるのが難しい
この辺もGUIやマルチタッチインターフェイスのように具体的なインターフェイスの部品が揃ってくると、より広まるのだろうなあと思います。
それよりも早くSDK本体を触れ、ってかんじですけど。
0 件のコメント:
コメントを投稿