SyntaxHighlighter

2013-01-28

最近機械学習という単語を聞いたので

特に取り留めのない内容で、以下最近機械学習って単語に連続して出会った、という話。

http://news.mynavi.jp/articles/2013/01/28/windows8report/001.html
http://news.mynavi.jp/news/2013/01/28/118/index.html
という記事を見つけて、どうやらマイクロソフトがNUIに関する取り組みを発表していたらしい。
この中で、次に重視することとして「Big Data and Machine Learning」が挙げられている。まあKinect自体もMachine Learningの賜物だろうと。

あと思うところがあって、最近『脳の情報を読み解く BMIが開く未来』を読んでいるのだけど、この本でもBMI(ブレインマシンインターフェイス)で成果を上げることができた技術として「機械学習」が挙げられていた。機械学習やその他技術を駆使することで、非侵襲型の測定機器を使っても侵襲型の計測機器に匹敵する有用な情報が得られ、被験者の訓練も必要なくなった、的な話しが書いてある。
ちなみにBMIも一種のNUIだろうか?頭に計測機器をつけるあたり、ナチュラルな感じはしないけれども……。

そう言えば、先月の『日経サイエンス2013年2月号の記事』にも機械学習の記事があった。こちらはレコメンドエンジンの話だった。

最近流行っぽい機械学習だけど、今後ますます応用範囲が広がってみんな使うようになるのかなあと。経済雑誌に取り上げられる日も近いか??(アメリカの有名なジャーナリストあたりが一般向けに機械学習の素晴らしさを解いた本を出版すると、こぞって記事が書かれる、そんな気がする)

PRMLの本が積読状態になりつつあるので、勉強しないと……。


BMIの本でも日経サイエンスの記事でも、過学習が大きな問題だ、と取り上げていたけど、実用時にはみんな苦労するところなのかしら??実用で使ったことがないのでよく分からない。


2013-01-27

「qpstudy 2013.01」へ行ってきた

http://atnd.org/event/201301qpstudy
初参加。一度は行ってみたいなあとずっと思っていて、テーマ的にも興味があったので。いきなり登壇者にビールが振る舞われていたので、ここは「酒(と書いてガソリンと読む)でも入れて、言いにくそうなことでもぶっちゃけ言い合おうぜ」って会なのでしょうか??

テーマはDevOps。ここ数年で言われるようになってバズワード感漂うものでした。
世の中的情報や、企業が宣伝するDevOpsはツール的な話が多いけど、基本は組織、ビジネス、カルチャーに関わる考え方みたいなものらしいとのことです。「Dev側とOps側でどうやって連携して行くか。そしてこのカルチャー、考え方の手段として、Ops側にDev的なツールや方法論で運用管理の効率化を目指しましょう(またはその逆?)」という理解で間違っていないのかな。
だから、今までDevとOpsが良好な関係を保っていたなら、今更DevOpsなんて……、ということになるらしい。

勉強会は登壇者間のパネルディスカッション形式でしたが、あまりにも話が発散しすぎてまとまった感じはしませんでした。もともとまとめる気も無かったらしいですが(てか、ディスカッション形式で話がまとまった事なんて見たこと無いけど)。
とにかく様々な立場の人が居ます。単純にDevとOpsに分かれるものではなく、その中でも自社で全部開発から運用しているところの人や、受託開発をしているSIerの人、開発も運用もそれぞれ別の会社にお願いしてそれらのマネジメントをしている人まで。立場によって状況も考え方も契約形態も異なる以上、一概にDevOpsと言ってもそれに期待する者はそれぞれ異なって、統一的な見解など出せようはずもない、という事みたいです。

でも、DevOpsという言葉が(どの程度の範囲かは知らないけど)脚光を浴びるということは、今のままでのDevとOpsの関係について疑問を感じている人が少なからず居ることは確かだろうと思う。この辺りは誰もが一家言持っていそうです。


問題は境界線で発生すると言っていた方がいましたが、DevとOps以外にも実際はお客さんの立場、営業、企画側の立場も登場してくるし、下手するとDev, Dev間やOps, Ops間でも境界線もあるくらいなので、火種となる境界線は枚挙にいとまがないなあと。DevOpsの考えを突き詰めて行くと、組織や会社のあり方にまで発展するのは自然な流れなのだろう。


個人的には、DevとOpsの両方の理解があって、双方の立場を考慮して決断してくれるマネージャが居てくれるだけでも大分違うのかなあと思います。そんなスーパーマンそんなに居るのかという問題はありますが。
あと、DevがOpsに手を出す、OpsがDevに手を出すには、という話もありましたが、サーバの立て方、プログラム言語を知っている程度ではあまり役に立たないのかなあと思ったりもします(もちろん必要ないとは言わない)。技術とはもっと違った、運用時に気をつける勘所とか、手順作成の考え方とか、開発方法論とか、仕様取り決めの駆け引きとか、そういった、経験とか政治的な知識も必要なのかなあと。DevOpsがカルチャーでマインドだと言う以上、DevがOpsのカルチャーを知る、OpsがDevのカルチャーを知る必要があるのだろうと思う次第です。
うん、確かにスーパーマンだ……。


最近気になることとしては、DevとOpsの連携を密にしたいという流れがある一方で、DevとOpsの分離を明確化したいという流れもある。理由は、会社が違う、部署が違うから責任範囲を明確化したい、収益構造(Dev, Opsのそれぞれどこでコストがかかっているのか)を明確化したい、セキュリティ上の理由、なあなあ開発、運用を無くしたい(非属人化)等があるそうな。
この二つの考え方は相反するのか、両立できるのだろうか、と思ったりします。

以上、取り留めのない感想。

2013-01-02

「金持ち父さん貧乏父さん」を読んだ

なんて今更間満載!
図書館で借りたのだけど、複数本あるのに全部貸出し中で、予約しないと借りられなかった。今でもそれなりに需要はあるのだろうか。

本の内容としては、不動産や株の投資に関するモノだったが、そこだけに限らず、色々な分野においてもそれなりに示唆のある内容だとは思う。
例えば、最後の方に「たとえ自分が苦しい状態でも、人に積極的に物事を教え与える、するとそれが自分に返ってくる」的なことが書かれている。今だと時々言われている「ブログや勉強会で積極的に情報を発信すれば、より多くの情報が自分のところに入ってくる。情報は発信したところに集まる」的な話に近いかと思う。

こういった本を読んで何時も思うことは、もし世界中の人々がこの本を読んで感銘を受け、書かれている内容を実践しようとしたら、社会は成り立たなくなってしまうのではないかと。例えば「自分より頭のいい奴を雇え」といった話があった。もし全員がこの教えを実践したら、雇われる人がいなくなってしまわないかと思う。
ラットゲーム(お金のために働いて一生お金に苦労する状態)を抜け出せ、と本書にはあるのだが、大量のラットゲームを演じている人達でこの社会は成り立っているところもあるのかなあと思わなくもない。良いか悪いかは置いておいて。そういったものを何とかしようとしたら、もはや個人云々ではなくて政治の問題かなと思う。
これも自分がお金や経済、政治のことをあまり分かっていない無知からくる杞憂なのかも知れない。

とりあえず、もう少し経済の基本的な知識は勉強しておいた方が良いかなと思った。

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