SyntaxHighlighter

2013-01-02

「金持ち父さん貧乏父さん」を読んだ

なんて今更間満載!
図書館で借りたのだけど、複数本あるのに全部貸出し中で、予約しないと借りられなかった。今でもそれなりに需要はあるのだろうか。

本の内容としては、不動産や株の投資に関するモノだったが、そこだけに限らず、色々な分野においてもそれなりに示唆のある内容だとは思う。
例えば、最後の方に「たとえ自分が苦しい状態でも、人に積極的に物事を教え与える、するとそれが自分に返ってくる」的なことが書かれている。今だと時々言われている「ブログや勉強会で積極的に情報を発信すれば、より多くの情報が自分のところに入ってくる。情報は発信したところに集まる」的な話に近いかと思う。

こういった本を読んで何時も思うことは、もし世界中の人々がこの本を読んで感銘を受け、書かれている内容を実践しようとしたら、社会は成り立たなくなってしまうのではないかと。例えば「自分より頭のいい奴を雇え」といった話があった。もし全員がこの教えを実践したら、雇われる人がいなくなってしまわないかと思う。
ラットゲーム(お金のために働いて一生お金に苦労する状態)を抜け出せ、と本書にはあるのだが、大量のラットゲームを演じている人達でこの社会は成り立っているところもあるのかなあと思わなくもない。良いか悪いかは置いておいて。そういったものを何とかしようとしたら、もはや個人云々ではなくて政治の問題かなと思う。
これも自分がお金や経済、政治のことをあまり分かっていない無知からくる杞憂なのかも知れない。

とりあえず、もう少し経済の基本的な知識は勉強しておいた方が良いかなと思った。

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