SyntaxHighlighter

2012-01-27

CROSSと言うイベントに行ってきた

niftyが主催していたCROSSというイベント、IT系の勉強会が沢山集まった会に行ってきました。
そこでデータマイニングCROSSのセッションを聞いてきました。ビックデータとかいう単語が流行って、会社でもやりたい的な話が漏れ聞こえてくるし、最近機械学習の勉強をしたので、気になっていました。

技術的な話というよりは、そもそもデータマイニングってどういうところでどういう風に使われているの?という内容で、パネルディスカッションも エンジニアよりも経営者寄りやマーケティング関係の方が多かった気がします。

色々話を聞いた感じだと、(特に2011年は)Hadoopとか基盤周りの整備が進んで、大規模データが解析出来る環境が整いつつあるけど、それをどう活用するかは今からだ、今後基盤技術の理解が出来る人(エンジニア寄り)とデータを理解出来る人(マーケティング寄り)が歩み寄って、真の(?)データ分析技術者のニーズが増えてくるだろう、と言うことだと思いました。(データ分析技術者が弁護士並みにもてはやされるってのは若干眉唾だけど)

また、データを解析した結果を、クライアントに分かりやすく納得出来る説明も重要、とのこと(解析技術の細かいこと言っても困るしなあ、、、と)。

Hadoopとかを整備して、大量データさえ用意すれば、ビジネスに利益をもたらすような情報が自然と抽出されるわけではない、ってことらしい。まあ当たり前だけど。。。目的を持って解析をしないとね、ってことなのだと思いました。
結局、基礎重要、って話に戻ってくるのだなあ。

2012-01-23

「ストーリー・ウィーヴィング」という本を読んだ

1/22に青山ブックセンターでイベントがあって、その中で、ストーリー・ウィーヴィングと言う話が出てきて、興味深く感じたので、ものの見事に本屋の策略に嵌り、上題の本を買った次第です。

講演の内容や本の内容から見るに、ものつくりの分野でプロトタイピングと呼ばれる、作りながら議論してより良いものを作っていこうと言う方針に対になるような考え方らしく、ものを作るためのコンセプトも最初に作ったきり(または後付け)ではなく、議論しながら(プロトタイピングしながら)より深めていこう、と言った感じの内容らしい。本には、ストーリー・ウィーヴィングの考え方とそれを実践するためのワークショップの記録の構成でした。

言われてみれば、当たり前のような気がするのですが(それ故によい考え方だなあと言えるのだけど)、その中でも良いなあ、と思ったのが、作者/否作者から、チームみんなが作者の状態にする、という部分と、コンセプトの幹と枝葉にわけて、幹は共有して、あとは個々人の解釈を許容する、という部分でした。

前者は、結構今の開発、ものつくりが、発注者/受注者、デザイン考える人/作る人みないな、非対称な関係で結びついているものを、フラット(行為者)にする考えなのかなあ、と思いました。それって、ITの開発で言われている、アジャイル(発注者を巻き込め的なプラクティスがあったような)にも近いものかも、と思ったりします。
後者は、結構一つの製品に対して、各々がかなり異なる考え方を示しているシーンなんかを間近で見たこともあって、こうなると、色々不幸な展開が待っていることが多く、幹をみんなで共有するってのが、重要だなあと思うのでした。

こういう考え方を、今の仕事にどうやって活かせていけるのだろうか。

2012-01-21

Kinect & Violin

https://bitbucket.org/ffuyyo/violin_kinect/overview
なんてものを書いてみました。
動作には、Kinect SDK beta2とFFTするためにAForgeというライブラリを使用しています。

KinectのSkeleton Trackingを使ったものは世の中的に結構あるのだけど、折角カメラセンサとマイクが一緒についているデバイスなので両方使うようなものを作ってみたかったのでした。
何故よりによってバイオリンか?というと、自分がバイオリンを習っているから。。。(教室に通い始めて早2年)

Kinectのカメラ上で左右逆に映っているだけで、決して左右逆に持っているわけではないのです

基本的な動作は右腕の肘と手首と肩の角度をみることで、弓の上下動作をトラッキングしている、ということにしています。上下運動が変化する時に、四角形やら丸の図形を表示させています。
また同時にマイクから音を拾って、FFTの値が一番大きい周波数の値に応じて図形の色を変化させています。周波数は変化もトラッキングして、変化すると5角形の図形が表示させているいるつもりですが、遠くから見ると四角形も円も5角形も似たような形なのでした。。。

やってみて分かったのですが、音を扱うのは難しいです。Skeleton Trackingのように直感的でもないし、処理も原始的なことしかやっていないので(て言うか、音声処理の専門家の方に見られたら、使い方がなってないと怒られそう・・・)、あんまりランダムに色を変えたりするのとさほど変わらない気もしてます。やっぱり音声認識以外は使いどころが難しいのかしら。

Skeleton TrackingのHeadを使って、顔を隠してプライバシーにも配慮してますが、自分の部屋の汚さと、バイオリンの下手さ具合(特に弓の動き、酷過ぎ!!)は筒抜けなのです・・・。


世の中的に(個人で出来る範囲では)やり尽された感を感じなくもないし、Kinectだけ知ってても面白いのは作れないということを感じるので、そろそろKinect以外の別のことも遊ぼうかなあ、、、

2012-01-10

商用版Kinectが発売されるらしい

予想していた人も居そうだけど(自分は昨日になってひらめいた)、CESでKinectの商用版が2月1日より発売される事が発表されたようです。

  • http://blogs.msdn.com/b/kinectforwindows/archive/2012/01/09/kinect-for-windows-commercial-program-announced.aspx
  • 冗長な↑のエッセンスを抽出した感じhttp://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20120110_503368.html
気になるところとしては
  • 小売り希望価格、249ドル。
    • Xtionに対する価格面でのアドバンテージが無くなったなあ。
    • 今後のMicrosoftの対応次第で、Xtion + OpenNI派に宗旨替えする人が出てくるかも
  • とりあえず数量限定
    • 何処で売り出されるの?最初は企業・研究機関向けの販売になるのかしら。一般人は手に入るのかしら??
  • ベータ提供は3年間提供延長
    • そもそもベータとの関係はどうなるのかしら。ベータはもう今後開発されず、(商用版=安定版、ベータ=開発版というような構図ではなく)商用版だけが開発されていくという認識で良いのかな?
    • 商用版Kinect買えない人はベータで我慢するってこと?
  • 1800万台を売るヒット商品
    • そのうちハック目的で買った人はどれ位いるのだろう。。。
今後出てくる情報に期待かしら。
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