SyntaxHighlighter

2012-04-20

「リーン・スタートアップ」を読んだ

前回の流れで、折角なんで読んでみました。

自分用メモ(多分にして勘違いは多いはず)

  • 新しい製品開発において、特に今の時代、正しい事なんて最初から分かるわけが無いので、自分が正しいなあと思った事はあくまで仮説に過ぎない
    • 合っているかどうか分からない仮説の元で、大きなものを作ると多大な無駄を作ってしまう恐れがある
  • その仮説を検証するために、必要最小限なものと、評価基準を用意して、検証をしていく必要がある
    • 検証に必要ないものは無駄なもの
  • その検証結果から、もし仮説や最初のビジョンが正しくなかったのなら、変更していく必要もある
  • 仮説→検証のサイクルを限りなく短くしていく必要がある
    • 他との競争になった時、このサイクルを早くして学ぶ量が多いほど有利?
    • バッチサイズ(サイクル内でやる事の量?)が大きいほどサイクルが長くなってしまう
    • とか言ってスピード重視で品質をあまりに疎かにするとそれに足を取られて結局スピードダウンする恐れも → 5回のなぜで調整(?)
個人的には、評価基準の作成とその測定が、難しそうだなあと思ってみたり。本にもあったようにこれを適切に定めない(虚栄の評価値)と、プロジェクトメンバーが何れだけ優秀でもあさっての方向に行ってしまうわけだし。

本の全体として、事例が豊富だったのが良かったのだけど、何故か読みにくい部分も少しありました。議論の流れが不明瞭な部分があったのかも。

まあこんな本よんでも自分がこういうプロジェクトの責任者になるのは何時だろうと思いつつ。。。


2012-04-10

「イノベーションのジレンマ」を読んだ

普段あまりビジネス本は読まないのですが、別の本で紹介されていたので、今更ですが。。。自分、自他ともに認める10年遅れた人なんで。。。

以下、読んだ、とってもいい加減なメモ

  • 技術は「持続的技術」と「破壊的技術」に分類できる
  • ほとんどは、「持続的技術」に分類される。"今"の評価尺度のより良い向上を目指すもの
  • "今"の評価尺度というものを決めているのが、現在その企業が置かれている市場(バリュー・ネットワーク)の関係者・顧客の要望。
  • "優良"な企業は、より顧客の要望に応えようと、大きなリスクを取ってでも「持続的技術」を発展させていく。
    • 発展させればそれが利益なると分かっているから??
  • 「破壊的技術」は、"今"の評価尺度では既存技術に比べると低いが、別の評価尺度では勝っている。
    • なので、"今"の顧客にはあまり評価されないので、"優良"な企業ほど手を出しにくい。
  • 「破壊的技術」の持つメリットが活かせる別の市場を見つける事が出来れば、そこから継続的なイノベーションを行う事で、より上位の市場の要求を満たすことができ、他の市場でも優位に立てるようになる。
  • 企業は、新しい技術が「継続的技術」か「破壊的技術」かを見極めて、それに似合った戦略を立てていく必要がある。
    • 「継続的技術」なら今までの企業のプロセス、価値観を活用出来る
    • 「破壊的技術」なら、逆に今までの企業のプロセス、価値観がその発展を邪魔する可能性があるため、別の独立した組織を構築する必要がある
  • 「破壊的技術」が活かせる市場は誰も分からないので、"現在"の顧客に聞いても分からない
    • 市場を探すことは実験だと考えて、柔軟な軌道修正が出来るようにしておく
で、感想としては、

  • 顧客の言葉が絶対説と、顧客の言葉が必ずしも全部鵜呑みにすべきではない説、的な論争があったり無かったりするけど、後者の理論の拠り所になっている考え方なのかなあと、思ったりしました。
  • ただ顧客の要望が絶対ではないと入っても、それは”今”の顧客であって、「破壊的技術」の市場探しには、いろんな人達の言葉や意見に耳を傾ける必要があるみたいだから、どちらかというと、"今"の顧客だけの言葉を聞くのではなくて、"いろんな"顧客の言葉に耳を傾けよう、と言う事なのかなあ、と思ったりもしました。
  • この新しい市場探しは、実験的で、柔軟な軌道修正が必要という部分の話は、今度日本語版が出るらしい「リーンスタートアップ」に繋がるのかなあ、と勝手な想像をしてみた。この本も読んでみたい。


しかし、これらの本の内容を今の会社に当ててみたら、怖い事になりそうだ。。。

2012-04-01

mapamokで遊んでみた

YCAMのInterLabで公開されていたmapamokと言うツールを、気まぐれにプロジェクターを買ってしまったので、遊んでみました。
と言っても、チュートリアルの通りやってみただけです。

流れとしては、以下のような感じみたいです。

  • 投影したい物体のモデルをGoogleのSketchUpで作成して、mapamokに読み込ませる
  • mapamokの画面をプロジェクターで物体に投影させる
  • モデルの頂点と実際の物体の頂点をプロジェクターの光をみながら対応づける。対応付けの際にカメラやチェッカー模様のキャリブレーションパターンが必要ない
  • 対応づけたら、shaderでいろんなパターンを投影してみる

やってみた感じは、以下の動画です。
線画だとちゃんと物体に投影してるのか分からん、とか、何だあの箱は?的なツッコミはなしで。

やってみた感じは、
  • 対応付けが結構難しいかなあと思っていたけど、慣れるとさくさく出来ました。
  • と言う事で、多分一番大変なのはSketchUpでモデルを作る事。でも直方体数個レベルなら、大丈夫。モデル作成も動画撮影まで含めて3時間もかかってないはず。
  • 対象の物体は、白っぽいものの方がいいです(当たり前ですが。。。)。最初黒い箱でやったら、プロジェクターの光が全然分かりませんでした。。
  • シェーダがさくさく書ける人ならかなり楽しめそうな気がします

シェーダの勉強をちゃんとやりたくなります
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