以下、読んだ、とってもいい加減なメモ
- 技術は「持続的技術」と「破壊的技術」に分類できる
- ほとんどは、「持続的技術」に分類される。"今"の評価尺度のより良い向上を目指すもの
- "今"の評価尺度というものを決めているのが、現在その企業が置かれている市場(バリュー・ネットワーク)の関係者・顧客の要望。
- "優良"な企業は、より顧客の要望に応えようと、大きなリスクを取ってでも「持続的技術」を発展させていく。
- 発展させればそれが利益なると分かっているから??
- 「破壊的技術」は、"今"の評価尺度では既存技術に比べると低いが、別の評価尺度では勝っている。
- なので、"今"の顧客にはあまり評価されないので、"優良"な企業ほど手を出しにくい。
- 「破壊的技術」の持つメリットが活かせる別の市場を見つける事が出来れば、そこから継続的なイノベーションを行う事で、より上位の市場の要求を満たすことができ、他の市場でも優位に立てるようになる。
- 企業は、新しい技術が「継続的技術」か「破壊的技術」かを見極めて、それに似合った戦略を立てていく必要がある。
- 「継続的技術」なら今までの企業のプロセス、価値観を活用出来る
- 「破壊的技術」なら、逆に今までの企業のプロセス、価値観がその発展を邪魔する可能性があるため、別の独立した組織を構築する必要がある
- 「破壊的技術」が活かせる市場は誰も分からないので、"現在"の顧客に聞いても分からない
- 市場を探すことは実験だと考えて、柔軟な軌道修正が出来るようにしておく
- 顧客の言葉が絶対説と、顧客の言葉が必ずしも全部鵜呑みにすべきではない説、的な論争があったり無かったりするけど、後者の理論の拠り所になっている考え方なのかなあと、思ったりしました。
- ただ顧客の要望が絶対ではないと入っても、それは”今”の顧客であって、「破壊的技術」の市場探しには、いろんな人達の言葉や意見に耳を傾ける必要があるみたいだから、どちらかというと、"今"の顧客だけの言葉を聞くのではなくて、"いろんな"顧客の言葉に耳を傾けよう、と言う事なのかなあ、と思ったりもしました。
- この新しい市場探しは、実験的で、柔軟な軌道修正が必要という部分の話は、今度日本語版が出るらしい「リーンスタートアップ」に繋がるのかなあ、と勝手な想像をしてみた。この本も読んでみたい。
しかし、これらの本の内容を今の会社に当ててみたら、怖い事になりそうだ。。。
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