SyntaxHighlighter

2012-10-08

「六本木アートカレッジ」へ行ってきた

タイムテーブルをみて面白そうだったので、行ってきました。
人が多くて狭い廊下を移動するのは大変だったけれど、予想以上に面白くて、行けて良かったです。

いろいろと興味深い話を聞けたのだけど、その中でいくつかメモとして。

  • アフタヌーントークで「感性を磨くのはどうすれば良いのか?」というような質問があって、その回答に「良いモノに触れることだ」、というようなやり取りがありました。個人的には、じゃあ良いモノってどうやって分かるのだろう?ってのが疑問に感じます。
    感性があるから良いモノが分かるのか、良いモノが分かるから感性があると言えるのか……。鶏と卵の関係な気もしてしまいます。
    まあ、良いモノなんて人それぞれ違って、なんとなく良いモノを集める→感性ってのがなんとなく形見えてくる→それを元に良いモノが見えてくる→……っていう、自己組織化的なモノなのかなあと、ふと思いました。
  • お寺のお坊さんのトークもありました。お坊さんから経営論的な話が出てくるのが驚きでした。一歩はずれるととっても生臭い話になりそうですが。内容自体は仏教で諸行無常を訴えてるんだから、寺も坊さんも変わらないとね、という至極全うなお話でした。
    また『今までの』私というのに捕われるのでなく自分に取って本当に必要なことを考えて自由になりなさい、というお話もありました。これはとても考えさせられます。
  • 明和電機の方もご講演されていていました。ご本人が書かれたスケッチを提示して、アイデアは何度も何度も考えて初めて良いモノが生まれてくる、というようなお話でした。良いモノはパッとは出てこないという事みたいです。
  • などなど

アーティスト、と呼ばれる方はお話もうまいなあと思いました。仕事上、語りたい方が多いのでしょうか。難しい部分もあって付いて行くのが辛い部分もありましたが。
作っている人って、当然ただ作っているわけではなくて、いろいろ考えているのだなあと。
自分にそこまでの深慮があるだろうか、と思わずにはいられません。


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