進化心理学というのは初めて聴いた単語だった。
心の動きが形成された経緯を生物進化論に基づいて考えるものらしい。
人間の祖先がその昔(数万から数百万年の単位・・・)、とある環境にさらされていて、その環境で生き残るには、ある「行動や考え方」を取った方が生存に有利だった。その「行動や考え方」の元となった遺伝子が生き残って、今の人間にはその「行動や考え方」が広まった、と考えることらしい、、、間違ってるかも。
記憶は事後的や想像によって何時しか歪められることがあったりするとか、偶然であっても人はそこに法則があると思い込みたくなるなど、いろいろ興味深い内容だった。
人の行動の理由を過去の環境と遺伝から説明するのは、分かりやすく、納得もしやすいのだが、そんな単純に説明できるモノなのか、という気もする。
あと、こういう「行動や考え方」の傾向を示す遺伝子を持ったので生き残ることができた、と、生き残った連中の遺伝子はこういう「行動や考え方」の傾向を示すことが多かった、を混同しそう。
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